第8回 認知症市民勉強会くさのね開催報告
今回のテーマは「自分事」。
「認知症」というテーマは特定の疾患をめぐる医学的な範囲にとどまりません。それはだれもが無関係ではないからです。認知症サポーター養成講座を受講する人にそのことをどう伝えているか、オンラインで集まった全国のキャラバン・メイト、専門職、家族などのみなさんによって活発な情報交換が行われました。
サポーター養成講座の冒頭で「みなさん、宿題を出してください」と切り出す“刺激的”なやり方、認知症のある人の見ている世界を対体験するVRプログラム、友人関係になぞらえることでより身近に感じてもらう方法などが話題になりました。一方、若年性認知症の家族を介護する立場の方からは「行政や包括に『自分事として考えてほしい』と要望することがある」とも。これはまさに当事者の立場からの心の叫びであり、当事者・非当事者の間のギャップを埋めるための「自分事」であるという原点に思いをはせる場面となりました。
かつては「認知症の人をどう支えるか」という切り口だったサポーター養成講座自体が新テキストになり「我がこととしてどのように考えるか」に変わっているという指摘もあり、やはり今回のテーマは非常に重要なポイントだと再認識できました。
今回は初回以来の公開開催となり、初参加の方も増えました。お集まりいただいたみなさまに感謝申し上げます。
次回は1月21日、テーマは「新しい認知症観」。
ふたたび公開開催の予定です。どうぞお楽しみに。
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